ああ 正負の法則

                                        2008年 2月20日(WED)



美輪明宏さんの、「ああ 正負の法則」を読む。

正負の法則の前に、「ああ」と感嘆詞がついているところが、美輪さんらしい。

「何もかも満ち足りた気分になった時、それが幸福なのです。
 しかしその成分は泡で出来ています。
 ほんの短い時間、一瞬で消えてゆくものです。」

と、本の中で美輪さんはおっしゃっていました。

幸福って、シャボン玉のようだなあ。



 風に舞いあがるビニールシート

                                        2008年 2月12日(TUE)



「私の男」を読み終わりました。(感想はブログで☆)

次は、少し柔らかい空気が漂う小説が読みたいなあと思い、

表紙のインスピレーションでこの本を借りてきました。

「風に舞いあがるビニールシート」(森絵都著)。

短編が六作、収められています。

そして表題作の、「風に舞い上がるビニールシート」は、直木賞受賞作。


舞台の台詞も覚えなくてはいけないし、

今は短編がちょうど良いかも、と思います。


ゆっくり、読み始めようっと。


上の写真に写っているクッションは、母の手作り。

「ゴールドとピンクで作って欲しい!」

とお願いしたところ、こんなに素敵なクッションを早々に作ってくれました。



 私の男

                                        2008年 2月4日(MON)



今年の直木賞受賞作「私の男」を、読んでいます。

暗い北の海から逃げてきた父と娘の過去を、時間軸を戻しながら描いた作品。

父と娘の間には、絶えず隙間風が吹いているような寂しさと、
誰にも立ち入ることができないほどの親密さが混在している。

幸福と不幸、愛と憎しみ、愛しさと切なさ・・・。

それはいつも隣り合わせにあるもの。

やっかいだけれど、それが人間の感情であり、

常に揺れ動きながら生きていくのが人間なのだなあ・・・と思う。



同じように、時間が逆戻りしてゆく物語で、

フランソワオゾン監督の「ふたりの5つの分かれ路」も、好きです。

離婚から出逢いに遡る、5つの季節を描いたこの作品。

遡るほどに、切なくて、苦しかった。

二人の未来を知っていながら観る、出逢いのシーンは、

二人の表情が初々しく、幸せそうであればあるほど哀しかった。



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